成長因子を注入することで美肌効果が期待できるダーマペンが美容皮膚科で人気

美容皮膚科では、ダーマペンと呼ばれる美肌治療が大変人気を博しています。

そもそもダーマペンとは、極細の針で肌にわざと微細な穴を開けることで肌の生まれ変わりを促す治療のことです。皮膚に傷ができると、線維芽細胞が修復するためにコラーゲンやエラスチンなどを活発に分泌していくのです。その結果、肌の保水性が高まってハリ・つやのある若々しい肌に生まれ変わります。
また、ダーマペンではコラーゲンの生成を促す成長因子を含む美容成分を肌に直接注入していくので、より高い美肌効果を望めます。


顔に針を刺すと聞くと、施術の際に強い痛みを感じるのではと不安に感じる人も少なくありません。ただほとんどの美容皮膚科では、患者が安心できるように施術の際には麻酔クリームを塗布しています。

そのため、少しチクチクとした痛みを感じるだけなので安心して施術に臨めます。


その他にも、ダーマペンにはニキビやニキビ跡を改善する効果も期待できるのが特徴です。ダーマペンで肌に極細の穴を開けた直後、殺菌や美白作用のある薬剤を塗布していきます。
その結果、ニキビの原因であるアクネ菌の繁殖を防いだり、肌の炎症を鎮めたりできます。さらに、毛穴で過剰に皮脂が分泌されるのを防げるので、ニキビが生じにくくなるというわけです。ダーマペンは回数を重ねることで高い効果を望めると言われています。

肌質によりますが、3週間から4週間の間隔をあけて5回ほどの施術を受ければ高い効果を実感できます。

ダーマペンの最大のメリットは、施術後はほとんどダウンタイムがない点です。赤みや出血などの症状はありますが、基本的に数日くらいで収まります。
ダウンタイムがあまりない理由は、ダーマペンで使う針の直径が0.2mmと極めて細いからです。極細の針を使うので肌へ大きなダメージを与えることがなく、腫れや痛みなどが施術後に出る恐れが全くありません。ダウンタイムがほとんどないことから、治療の翌日からメイクをすることが可能です。

したがって、仕事が忙しくてダウンタイムのある施術が嫌な方、メスを使う施術が苦手という方にダーマペンはうってつけです。